昔この辺の村々に難病がはやり、村人たちが病に苦しんでいたところ、人々の夢枕に雲水が立ち、この杖の指すところに湯が湧き出ている。この湯は万病を癒やすとのお告げがありました。

 翌朝、村人たちは手分けをして探したところ、姫の方から1番目の大岩の1丈(3メートル)位の高さの側面に両足跡と杖の跡があり、この岩の下の割れ目から湯が湧き出ていました。ある者は湯を飲み、亦、ある者は湯を汲みて浴した所、病はたちどころに治りました。以来この岩を「弘法岩」(クツヌギ岩)と、温泉を「弘法湯」とよんでいます。





 現在の弘法湯温泉の源泉は、昔からあった源泉のそばをボーリングしたもので、毎分66gの湯が自噴しています。